ユダヤ人の歴史(8)

私の勝手な理解だけど…
金匠手形=貨幣=通貨の増発で疑心暗鬼になると
取り付け騒ぎが起きて、金匠には大変な事態だ。

金本位制とは金匠手形の信用保証のためにある。
全人間が価値ありと認める物(金)と金匠手形を
結びつける事で金匠手形の信用を維持できる。

経済規模が保有金総量の何倍にもなって、
財とサービスの交換のための貨幣=金匠手形総量が
不足すると経済活動に支障が出る。

一方で通貨=金匠手形の信用がなかったら
誰もその通貨を使いたくないし持ちたくない。
信用のない通貨とは偽金と同じだからね。
その解決策として中央銀行制度が作られたと思う。

中央銀行ができる前は、
金匠一人一人が金匠手形=通貨を発行していた。
いわば金匠一人一人が「中央銀行」だった。

通貨=金匠手形の発行量もバラバラだっただろう。
それで金匠の信用具合で取り付け騒ぎも起きる。

これを改善して通貨=貨幣=金匠手形を発行できるのは
国に一つしかない中央銀行だけと決めた。
だから通貨の信用は国が保証する事になった。
この時点で通貨の貸出も中央銀行だけにしても良いはずだ。

ただそれだと市中の金匠=銀行の通貨発行利権がなくなる。
金の在庫がなくても紙切れ=金匠手形に金額記入して渡すだけで
手数料と金利が入ってくる美味しい利権だ。実際は記帳だけだ。

この通貨発行利権は銀行=金匠に残して
通貨の信用だけは国に負担させるようにした。
中央銀行は個人や企業に貸出しない。
中央銀行は銀行=金匠に貸し出すだけだ。実際は記帳だけだ。
・銀行は中央銀行の通貨だけを使い企業や個人に今まで通り貸し出す。

上手い手口だね、通貨の信用は国の中央銀行に保証させて
中央銀行には企業や個人に貸出させず銀行が貸し出す。
リスクは国に負わせて、実質的な通貨発行利権は銀行=金匠が握ったままだ。

美味しいところだけチュウチュウして、リスクは国に丸投げ。
これで取り付け騒ぎから自由になれた。
こういう手口を編み出したのは誰か?ユダヤ人だと思うよ。