ウクライナ戦争をプーチンがなぜ始めたのか、未だに全くわからない。
「FSBとCIA、オルガルヒと国際金融資本」は握っていたとは思うが…
ベラルーシからウクライナに行く一本道に
ロシアの戦車隊、兵員装甲輸送車、兵員輸送トラック、補給車隊…が
キレイに一列に整列してウクライナに向かって行く様子を見て、
「こんな戦争は初めて見た」と自衛隊OBはyoutubeでびっくりしていた。
プーチンはウクライナ戦争が、こんなに長くなるとは思っていなかった。
すぐに終わると思っていた。しかしコメデアン上がりのゼレンシキーは
徹底抗戦を宣言した。それを見ていたNATOや日本はウクライナ支援を決定した。
影響の大きいのは国際決済システムSWIFTからロシアルーブルを外した事だ。
「これでルーブルは国際的に使えなくなった。ルーブルとロシア国債は
紙くずになった。もうロシア経済は終わり=ロシア敗戦だ」と言う有識者が多かった。
自慢じゃないけど、私はそうは思わなかった。なぜならロシアは
小麦原油石炭ガス鉄鋼木材…を輸出するほどの資源国だからだ。
金本位制は通貨=金匠手形と金(きん)がリンクしているから信用される。
金匠手形を金匠に持っていけば、金と交換してくれる「事になっている」
同様にルーブルをプーチンに持っていけば、小麦と交換してくれるし、
原油とも交換してくれるし、石炭、ガス…とも交換してくれる。
言うなればルーブルは小麦本位性、原油本位性…ガス本位制の通貨だ。
こんなに信頼できる通貨を持っている国は少ないだろ。
「小麦原油石炭ガス鉄鋼…が欲しいならばルーブルを持って来い」
とプーチンが言うだけで、ルーブルは世界有数の通貨になる。
ルーブルを入手するためにはロシアと商売する必要がある。
だからルーブルは紙切れにならない。ルーブルやロシア国債が
紙切れになるのは、ロシアがバラバラになって滅びた時だ。