不良債権処理の軟着陸法

不動産バブル崩壊を軟着陸させる方法は
通貨発行権のある中央銀行
不良債権全部を買い取るしかない。

日本はバブル崩壊では銀行の不良債権買い取りをやらなかった。
「銀行だけ特別扱いするな」という国民の声が大きかったからだ。
当然の感情だね。

その為に、日銀三重野は公定歩合を上げた。
公定歩合を上げれば銀行の貸出金利も上がって収益増になるからだ。

これで銀行がかき集めた金利は300兆円という。
当時の不良債権が200兆円(高橋洋一説では100兆円)だった。
銀行は公定歩合上げで、集めた金利で、不良債権処理した。

一方高金利を押し付けられてむしられた
民間企業は不景気になって失われた30年が始まった。

マスゴミ団塊無党派は日銀三重野を平成の鬼平と絶賛した。
でも俺にはこれら全部が間違いだらけに見えるんだけど…

銀行は民間企業だが、特別なんだよ。
バブル崩壊では通貨発行権を持つ統合政府(政府と日銀)が
銀行の不良債権を全部買うべきだった。

中国は不動産不良債権が1京2000兆円?1京5000兆円?
とにかく、わけわからない巨額な不良債権があるという。
さすが中国四千年だね。

中国不動産バブルを軟着陸させるには
キンペーが中国人民銀行通貨発行権を使って
不動産会社と銀行の不良債権を全部買うしかない。

買うか買わないか、それで不動産バブルの運命がきまる。
不動産の売り出し、不動産担保証券などの販売では
販売業者や共産党幹部の何重もの中抜きがあるだろう。

中国人民には地上権証書?登録証?や不動産担保証券
残されているはずだから、中国人民銀行が全部買えば軟着陸のはずだ。
日本の銀行も欧米銀行経由で中国不動産を買っていないはずがない。

キンペーの親の習仲勲共産党高級幹部で権力者だった。
文革で粛清追放されて地方に下放され農民の嫌がらせや屈辱を受けて育った。
まあ、文革アルアルの少年時代を送ったんだね。
鄧小平の時代に復活して江沢民に取り入って胡錦涛の後継者になった…石平

だからキンペーはスパルタンで腐敗摘発で人気はあるだろうが、
たぶん一部共産党幹部からは恨まれているだろう。

不良債権を中国政府が全部買うとなると
中抜きした共産党幹部や銀行を見逃すことにつながる。
買うにしても、キンペーは共産党幹部らには、一仕事しそうだね。