朝鮮戦争ー7

昭和天皇マッカーサーの会見の場面はマッカーサーも書いている。
マッカーサー回想記(下)P142…昭和天皇マッカーサー元帥の最初の会見場面

>私は天皇が、戦争犯罪者として起訴されない様、自分を訴え始めるのではないか、
>という不安を感じた。連合国の一部、ことにソ連と英国からは、天皇戦争犯罪人
>含めろという声がかなり強く上がっていた。

>現に、これらの国が提出した最初の戦犯リストには、天皇が筆頭に記されていたのだ。
>私は、そのような不公正な行動が、いかに悲劇的な結果を招くことになるかが、
>よくわかっていたので、そういう動きには強力に抵抗した。

>ワシントンが英国の見解に傾きそうになった時には、私は、もしそんなことをすれば、
>少なくとも百万の将兵が必要になると警告した。天皇戦争犯罪者として起訴され、
>おそらく絞首刑に処せられる事にでもなれば、日本中に軍政をしかなねばならなくなり、
>ゲリラ戦がはじまることは、まず間違いないと私は見ていた。

>結局天皇の名は、リストから外されたが、こういったいきさつを、
天皇は少しも知っていなかったのである。しかし、この私の不安は根拠のない物だった。
天皇の口から出たのは次の様な言葉だった。

>「私は、国民が戦争遂行に当たって政治、軍事両面で行った全ての決定と行動に対する
> 全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の裁決に委ねるためにお訪ねした」

>私は大きい感動にゆすぶられた。死を伴う程の責任、それも私の知り尽くしている諸事実に
>照らして、明らかに天皇に帰すべきではない責任を引き受けようとする、
>この勇気に満ちた態度は、私の骨の髄まで揺り動かした。

>私はその瞬間、私の目の前にいる天皇が、個人の資格においても
>日本最上の紳士であることを感じ取ったのである。

昭和天皇は立派だった。原爆2発落として東京大空襲した敵国、その占領軍の元帥が
こう言ってるんだから、しかも相手は一神教徒だ、この記録は信用できる。

マッカーサー回想記はクビになった後の1964年出版だからね。
この本で昭和天皇を褒めそやさなければならない動機は、既になかった。
米政権=ワシントンに対する怒り不満は、読んでいても感じられる。

https://www.youtube.com/watch?v=cus8x1mUMIg&t=1486s
R5.01/30【ゲスト:岩田 温】百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第47回

GHQ日本国憲法発布時に、日比谷公園で万歳してる写真に
 『新しい憲法制定を喜ぶ日本人』という説明書きがついている。
 しかしこれは大嘘で、その場に居合わせたハーバードノーマンという
 カナダの外交官(アカ)が日記に残している。
 日本人はGHQ平和憲法には誰も盛り上がってなくて興味がなかった。
 その中で大いに盛り上がった瞬間があって、昭和天皇がお越しになった時に
 大いに盛り上がった…岩田温 1:21:00~」

昭和天皇が全国を行幸する計画が出てGHQもドンドン行きなさいと勧めた。
 『行けば全国で石投げられて罵声を浴びせられる』だろうから行きなさいと…。
 実際に行幸すると先々で笑顔で万歳で涙流して大歓迎だった。山ほど記録がある。
 それを見たGHQが大慌てして行幸を中止させた…百田尚樹 1:21:00~」